WPP大阪バスケプロジェクト  栄養ブログ

2020年でブログを終了することとなりました。

第6回(2020)バスケコラム応用編 夜遅いときの食事

はじめに

休みがあるとつい不規則な生活を送っていませんか?遅い時間に起きて深夜にお腹が空いてご飯を食べる…。今日は夜遅くに食べると起こる弊害をご紹介します。

 

夜遅くに食べると

胃もたれ

・睡眠の質低下

・朝食欠食

・生活習慣の乱れ

・肥満

・糖尿病

などが起こります。

本来休んでいる消化器官は夜食によって起こされ、眠りは浅くなります。夜食の蓄積でお腹は空かない&睡眠不足で生活リズムが狂い、生活習慣病のリスクも高まります。

 

太りやすい理由

・夜は活動量が少ない

食事からのエネルギーが余分になりがちで体脂肪として蓄積されやすい

・食事誘導性熱産生が低い

食べ物を消化吸収するときに消費するエネルギー、つまりご飯をたべることに使うエネルギーは夜が一番低いので朝と同じものを食べたとしても夜の方が太りやすい

・ある遺伝子が脂肪をため込む

脂肪を蓄積させる遺伝子が夜に活動するため太りやすい

 

とはいえ、会社や部活で家に帰って食事にありつけるのがどうしても遅くなってしまう人もいるでしょう。そこで太りにくいコツを紹介します。

 

夜遅いときは

・低エネルギーや低脂肪の食材を選ぶ

・消化の速いものを選ぶ

・よく噛む

脂質の多い食事は消化吸収にも時間がかかり身体はきちんと休めません。ゆでる、蒸す調理法をオススメします。よく噛むと満腹感が得られ食べすぎることもありません。

家に帰るまでにご飯を済ませる、帰ってからは軽食程度にするなどの工夫もいいと思います。

 

コンビニで手に入れられる高たんぱくなものをご紹介します。

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参考資料

岡田隆・竹並恵里 監修 筋肉を作る食事栄養パーフェクト事典 ナツメ社

・いらすとや

https://www.irasutoya.com/